車で10分ぐらいのところにあるお寺の坪庭をつくる
依頼がありました。

要望はこの鬼瓦を置きたいという事でした。

ご住職は雑木の自然な雰囲気が好きだそうで、お寺の周りの山と馴染む中庭にできればと
思い、イメージを膨らませました。
写真はご住職の住まわれている建物の入り口脇にある利休好みの灯篭で、苔がのり錆びた風合いが良い感じです。

いつも色々現場の提案を同時に考えている事が多く、
難しい提案は何日もかけて細かい要素を一つ一つ整理しながら
イメージをまとめていくので、絵は簡単ですが想像以上に時間がかかります。
提案が実現するかどうかは別として、今では少ない和の建物空間と向き合う機会を
与えて頂き感謝です。