造園業に携り
- Jihee

- 2 日前
- 読了時間: 2分
今年、JIHEEの会社の理念を定めるに至りました。
緑にまつわる「技術」「知識」を持つ人が集まり、『景観』を『整える』ことで『人々の暮らしを豊かにする』
この考えに至るのに沢山の時間を要し、様々な検討をして来ました。
昨今「庭」を作るお客様は激減し、事業として成立させるのが難しい「造園業」。
でも時代は確実に「緑」を求めているし、人の考え方も「自然」や「環境」に
向き合う準備が進んでいる。
そんな背景の中で、どこに向かって進んでいくのか? JIHEEの目指すべき方向が
だんだんと見えて来たかなと。
景観について
「景」とは山、川、田畑、公園、道路、建物
「観」とは見る人が感じる印象や価値観(ものの見方や考え方)
「景観」とは、目と心にうつる「土地の個性」
大きな視点では 歴史、文化、風土など 人の営みとも関わる特性であり
小さい視点では 水の流れや風の音、におい、光など、人間の五感で受け取れるものである。
整えられた「景観」は、生活する人々の心を豊かにし、年月と共に豊かな暮らしを育む。
我々は、緑にまつわる「技術」と「知識」により、 『景観』を『整える』専門家で有ろうと努めその仕事を誇りに思える働きを志す者である。
そんな思いもあり、今年は公園管理運営士の資格試験を受験。
仕事においても、子育てにおいても身近な「公園」について勉強を行った。
公園について学ぶと本来「公園」とは法律上定義されている禁止事項が少なく、
ものすごく自由な場所であるとわかる。また公共団体側の”目指す”公園利用と、”実際の公園利用”の間には、その場所(施設)を「本来の意味で所有している」はずの住民と「お役所の物」という考え方を根本とするギャップが大きく存在している事にも気づかされる。
にも関わらず、このギャップを解消させようという取組は、進歩しているのだろうか?
このギャップは割と様々な問題に深く係わる事柄ではないか?
とも真剣に感じる。
そしてこの事柄は、JIHEEの理念として定めた「景観」にも案外大きく係わるテーマであり、理念を実現する為には、積極的に考えていかないとならないテーマであると思い至りました。
書いている自分自身でも難関な話なのですが、簡単にまとめると
「自分事の範囲がどこまでなのか?」という事かもしれません。


コメント